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花から飲み物を作る?

池田町の暮らし

なかなか更新できないブログ。
更新できない間に冬季休業から目覚め、春が来て、もう夏も終わりに差しかかってきました。

今年の夏は、とにかく暑い!
畑は水不足で致命的な被害を受けていますが、
山の植物も随分と様相が違う気がしています。

毎年夏の終わりの飲み物として登場する
ココラカラの人気(不思議?)ドリンク『葛(くず)の花のソーダ』。
店主が師匠とあおぐ山菜野草名人のおばちゃんと、
その原料となる葛の花をとりに山に入るのがなつの終わりの恒例行事なのですが・・・。

年々、葛の花の咲く時期が早まっている・・・・
最初におばちゃんに葛の花とりを教えてもらったのが9月初旬。
そこから年々、開花が早まり、今年はお盆まっただ中に採取となってしまいました。
外気温が30℃を超える日がひと夏に数日だった池田町が、
連日30℃超えという今夏ではいたしかたないのかもしれませんが、
(夜はエアコンなしでも大丈夫なくらいには気温はさがります)
深刻な気象状況の変化を感じます。

御年8◎歳の師匠の運転で、一緒に軽トラで山を登りながら、
「ミョウガが暑さでしおれてもてる。」
「マタタビの実がついていない。」と二人で山の変化を感じながら、
『おかしい』と口々に語りあいます。

その間も全開の窓からは、ぶぶんとアブやハエやブヨが!
「盆過ぎにしかオロ(水辺にいる巨大なハエのような虫)は出んのにこんなに出て。変やわ」
と言いながら、
え~い、ちくしょうめ!うっとおしい!」と
素手でオロをひねりつぶす師匠(!)
思わず、マジか・・・と声にだしてしまったところ、「マジ。」と返されました。
さすが師匠です。

そんな師匠と弟子の葛とり道中、続きます。

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